へっぽこゆるゲーマーvesperのゲームレビュー、今回はPS4の「レッドデッドリデンプション2」です!
なかなかプレイ時間を取れなかったのですがやっと少しずつプレイできましたので、所感レビューを書いてみます。
ゲーム基本情報
ソフト概要
レッド・デッド・リデンプション2/PS4/PLJM16250/【CEROレーティング「Z」(18歳以上のみ対象)】 | ||||
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- 2018年10月26日発売
- プラットフォーム PS4他
- 価格【パッケージ版】¥9,504円(税込)
パッケージ版:8800円(+税)
ダウンロード版:7963円(+税)
公式サイト:https://www.rockstargames.com/reddeadredemption2/jp/
発売元:Rockstar Games(Take Two Interactive)
個人的な評価
- ギャングシミュレーション度 ★★★★★
- オープンワールド度 ★★★★☆
- オススメ度 ★★★☆☆
システム的にはファストトラベルなどが不便で、
やりこむにもちょっとした移動にとにかく時間のかかるゲームですので
オススメ度は星3つですね。
かなり硬派なシブいゲームです。
特にオススメしたい人
- じっくり西武時代のアメリカの雰囲気を楽しみたい人
- ギャングや狩猟生活をしてみたい人
ボリューム的にもシステム的にもプレイ時間はかなり長めな気がしますので、ゆっくりあそぶことを前提に購入されることをお勧めします。
ディスクは2枚組
PS4のソフトですが、DISCが2枚組です!
2枚組は本作ではじめて見ました。
インストールも、2枚分ありますので、少々時間がかかりますね。
もしこれからあそぶ方がいらっしゃるなら、時間に余裕があるときに開始される方が良いです。
広大な土地でギャングとして生きる
チャプター1はチュートリアル
本作のストーリーは雪山からスタート。
プレイをはじめると、チャプター1では、すぐに雪山でストーリーが展開されます。
チャプター1はかなり長いのですが、章全体がチュートリアルになっています。
レッドデッドシリーズは、今回で2作目ですが、私は前作をプレイしていないです。
(GTA5はプレイ済みです。)
チャプター1を終わってすぐは、「このゲーム、最後までクリア出来るか不安だな…」という感想しかありませんでした。
なぜかというと、理由はわかりませんが「操作がやりにくい」のです。
なぜだか操作がぜんぜん覚えられない…という感想でした。
直前までアサクリをやってたとはいえ、なんだかぴんとこない操作が多く感じていました。
ゲームを進めるうちに少しずつ慣れてきましたが、
特に前半は、やりたいことの操作がわからなくてヘルプを確認することもしばしばでした……
ゲームシステムが、かなり盛りだくさんなので、要素が多い為もあると思います。
ロックスターのゲームをやりこんでいる方なら難しく感じることは無いかも知れないですが。
(あと、私の場合他のゲームを平行してプレイしてるせいもあります)
メインクエスト後半の方はだいぶ慣れたので、個人的に覚えにくいだけだったのかも知れません。
グラフィックはすばらしい空気感
チャプター2になると、やっと雪山から脱出し、
オープンワールドな世界で馬を駆ることが出来ます。
いままで閉鎖的な雪山にいたので、そこからの開放感もあって、素晴らしい景色でした。
DISCが2枚組の分、グラフィックも半端ないです。
自然な空気があるというか…
とにかくキレイだなと言う感想しか出ないほど!
他のゲームと比べてもかなりのレベルだと思います。
メインクエストでは、南の島でのシーンもあります。
背景が、それまでと違う環境を表現していて、湿度が表現されている点がすばらしく、高い技術だなあと思うシーンでした。
気球に乗るクエストもありました。
この風景はなかなか他のゲームではないシーンだと思います。
気球からの銃撃戦もなかなか楽しかったです。
あくまでもギャングのシミュレーションするゲーム
このゲームがほかのオープンワールドのゲームと決定的に違う点は、
あくまでも「シミュレーション」であって、
いわゆるアクションRPGではないという感想ですね。
主人公のアーサーになりきる!
これが大事。
朝起きたら、たき火でコーヒーを飲み、
愛馬にエサをあげて、ブラッシングして、武器の手入れをし、
そして狩りまたは仕事(主に借金の取り立てとか強盗とか)に出かける…
そんな生活を楽しむゲームなんですね。
↓ 朝はたき火でコーヒーを作りましょう。
↓ アーサーのボス、ダッチ。
アーサーは彼を信頼していて、彼のためにはたらきます。
↑ トウモロコシ畑でも銃撃戦!アメリカっぽいですね。
ちなみに、わたし、エイム補助してくれるスキル「デッドアイ」が、イマイチというか、ぜんぜん上手く使えません……
なので、銃撃戦は、ほとんどデッドアイを使わないで(普通にエイムして)クリアしてました……
縛りプレイをしてたわけではないのですが…
単に上手に使えないだけです。
(絶対使った方がラクだと思います!)
ちなみに、難易度はなく、何度か戦闘や早撃ちで失敗すると「スキップ」と表示され、
飛ばすことが出来たりします。
メインクエストやサブクエの銃撃戦はリスタートすれば何度もやり直しができますので、難易度が無くても親切ですね。
悪人プレイを推奨
基本的には、ギャングなので、悪人プレイが良いと思います。
もちろん善人プレイも出来ます。
善人プレイと悪人プレイでどれくらい何に差があるかまではやりこんでないのですが…
街中で人々の対応が変わるのかもしれません。(町の人は挨拶してくれたりします)
メインストーリーで楽しめるわくわくするシーンは、おおきな畑を焼いたり、銀行強盗や、列車強盗のシーンですね!
なかなか他のゲームではないシチュエーションでした。
↑ これからみんなで襲撃にいこうぜ!的なシーンはカッコイイです!
システム的に名誉ゲージがあるのですが、私は最後は結局善人寄りになってしまいました。
クエスト以外でも、駅馬車を襲ったり、列車を襲ったりは出来るようなのですが、そういうことをしなかったからでしょうか……
名誉ゲージの上下で、周囲の人々の反応が変わるみたいですね。
ゲーム中あんまり実感できませんでしたが、すれちがうと挨拶してくれたりしてるのがそうかもしれないです。
善人プレイでもそれなりに楽しめますよ。
ただ、いい人ぶっていると、悪人につけ込まれ、愛馬を盗まれたりすることもあります。
育てた愛馬を盗まれたときは、さすがに黙ってリセットしました(笑)
移動はかなり時間がかかる
また、最初にも書きましたが、ファストトラベルは、ゲームの途中で拠点から街へ移動する、
ゲーム内マネーを使用し駅馬車で移動、列車で移動などになります。
要するに特定の場所へ行かないと、ファストトラベルができません。
移動のメインとなるのが、馬。
愛馬が超重要です!馬との親密度が上がると、愛馬の能力もアップします。
ずっと乗っていると、どんどん愛着も湧いてきますね。
基本的には、ストーリーがすすんでも、愛馬に乗って移動します。
これが、結構時間を使いますね。
かなりの距離を馬にのって移動しますが、移動中のイベントはそんなにありません。
まれにギャングに襲われたり、助けを求める人がいますが
1回見逃すと、しばらく出現しません。
実はこの点が結構気になります。
ファストトラベルで便利にしてしまうと、リアル感がないからでしょうか…
ぼーっと馬に乗ってる時間が長いです。
景色は綺麗ですが、ながいと飽きちゃいますね。
街中でも(良い意味で)油断できない!
ふつうのRPGでは、いわゆる「街」に帰れば、安心して宿に泊まって回復したり、買い物をしたりできる場所です。
いわゆる癒やしの場所の位置づけですよね。
レッドデッドリデンプション2は違います!
昼間でも街で因縁をつけられ、急に殴られることもしばしば…!
とくに、酒場はヤバイです。
うっかり酒場で見ず知らずの人とぶつかってしまったらすぐ殴り合いです。
ただ立っているだけで殴られることもあります!
殴られたので、あわてて逃げたら店の外まで追いかけてくるので、
やり返したりすると、通行人に目撃され、通報されてしまって、
今度は保安官に追いかけられたり…
さんざんな日もあります。
あとお酒を飲み過ぎると、酒が回って視界がふやふやになる演出も
イイカンジにリアリティありますね。
街の外の森や川沿いなど、様々な場所にも人がいるのですが、だいたいの場合アブナイ人です!
ケガをしたふりして馬を盗まれてしまったり…
川で砂金探してる人など…
ですが、普通の人(一般市民)もいるので、なかなか判断が難しいですね。
普通の人は助けてあげると、名誉ゲージがあがったり、逆に見捨てると下がります。
指名手配の解除はお金で解決
指名手配されると、懸賞金を払うまで賞金稼ぎに追いかけられたりすることがあります。
多くの賞金稼ぎに追いかけられると、逃げないととても倒しきれなかったりします。
この懸賞金を払えば、賞金首が解除されますが、かなりの大金で困る場合もあります。
基本的にお金稼ぎが重要なゲームのようで、
武器を買うより、賞金を解除するため、
とにかくお金稼ぎする必要がありますね。
リアリティがあります…
武器を買ったのは序盤の数本で、途中で結構拾えます。
あとは弾薬とガンオイル、食べ物以外は
買わなくても問題ありませんでした。
アーサーになりきるゲーム
というわけで、進めるとわかるのですが、
アーサーという人間の人生を生きるゲームなのだと思います。
全体的には、ストーリーも、システムもなかなか硬派なゲームだなと思いました。
ストーリーは、わりと重めな感じと言いますか、
ひとりの人間の人生を描いている感じなので、やや暗めな展開です。
大人のストーリーが展開されますので、主人公アーサーの過去の女性なども登場します。
いろいろと複雑な様子がうかがえますよ。
↓ ゲーム内一番の美女と思われる方。彼女はお話的に少ししか登場しないので残念。
まとめ!
正直いって、そんなに爽快感のあるゲームではないと私は思います。
銃撃戦も、私のプレイヤースキルでは初見クリアは難しい場所もそれなりにありました。
初見イベントで、ときどき死んでしまう事もありました。
おそらくFPSやTPSが上手な人だったらそんなに苦ではないと思いますが…。
操作方法や、移動などに不満が残りますが、全体的には高レベルにまとまったゲームだなと思います。
特に銃撃戦は楽しいですね。銃撃戦だけをやり続けたくなります。
アメリカ開拓時代のギャングの半生を体験したい方にオススメのゲームでした。
レッド・デッド・リデンプション2/PS4/PLJM16250/【CEROレーティング「Z」(18歳以上のみ対象)】 | ||||
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