今日は、アナログイラストの作業をライブ配信するための準備や必要になる機材についてをまとめてみようと思います。

デジタルイラストやコミックの作画作業などをライブ配信したい方は、pixivSketchを使う方法を下記の記事にまとめていますので、合わせてご覧下さい。

アナログイラスト作業のライブ配信をはじめてみよう

ライブ配信は、生放送のことを指しています。
近年イラストや漫画を描いている様子を、ライブ配信するサービスが充実してきて、インターネット環境やパソコン、Webカメラなどさえ準備できれば、誰でも配信できるようになりましたね。

誰でも配信は可能ですが、ライブ配信を始めるためには、いくつかのステップがあり、準備が必要です。
とくに、アナログイラストなど、アナログでの作業の配信には、機材もいくつか必要になりますので、それを一緒に見ていきましょう。

配信までの流れとしてはこのようなイメージです。

  • pixivSketchアカウント取得
  • 機材の準備(Webカメラ、PC)
  • 機材の設置
  • テスト配信
  • 本配信

アナログイラストの配信はデジタルよりも準備が多い

ライブ配信は、デジタルイラストの配信の方が簡単にできます。
アナログイラストの作業をライブ配信するためにはデジタルよりもかなりステップが多い上、機材コストもかかりますので、あらかじめ覚えておくと良いでしょう。

配信するサービスを選ぶ

前述の通り、ライブ配信を始めるには、いくつかのステップがありますので見ていきます。まずはじめに、どのWebサービスを使って配信するかを選ぶ必要があります。

初心者や初めてのライブにオススメはpixivSketch

イラストやコミック制作中の様子をライブ配信することが出来るWebサービスは、様々なものがあります。
初心者やライブ配信が初めての方向けの、PC操作などの確認ステップがすくなく始めやすいのがpixivSketchです。

イラストやコミックの作業をライブ配信するサービスの中でも、とにかく準備を少なく、手軽にはじめられます。

pixivSketchは、pixivの姉妹サービスです。
pixivをご利用中の方でしたら、アカウント連携をすれば、すぐに利用することが出来ます。
アナログでなく、デジタルでの作画作業配信なら、インターネットに繋がったPCさえあればすぐにでも配信できますので、非常に簡単にはじめられます。

アナログのイラスト作画のシーンをライブ配信するには、手元を写すWebカメラが必要です。
準備するものを下記に記載してみましたので参考になさって下さい。

そのほかのサービス

pixivSketch意外にもライブ配信が出来るサービスはたくさんあります。
代表的なものをあげてみます。

  • Youtube ライブ
  • Twitch
  • ニコニコ生放送
  • ツイキャス

などなど…。他にも色々あります。
筆者が配信したことがあるのは、pixivSketch、Twitch、Youtubeライブです。

その他のサービスはある程度準備が必要

配信サービスにはそれぞれの特徴がありますので、用途や仕様によって選択します。
また、基本的にライブ配信は、それなりのPCの知識や機材が必要になるため、初心者や入門者には配信が難しく感じるサービスも多いです。
高機能になればなるほどサービス毎に色々な設定が必要になってきます。
そのためまずは利用したいサービスを選択するところから始めましょう。

どうしてもpixivSketch以外で配信したい場合をのぞけば、pixivSketchがベストだと思います。

上記にあげたpixivSketch以外のサービスは、少々準備や設定が必要になります。
とくにYouTubeライブやTwitchは、かなり高機能なため、さまざまな設定が必要になってきます。
そのため、PCや配信に慣れた人でないと難しく感じると思いますので、上級者向けです。

ツイキャスやニコニコ生放送は、特徴として30分でライブ配信が終了する仕様になっています。(30分以上配信するには条件があります)
そのため、配信中に時間をずっと気にしなくてはならず、作画作業に集中できず、やや面倒です。
どうしても使いたい場合を除いて、あまりオススメはしません。

準備する物

というわけで、pixivSketchでアナログイラストを配信する際の必要なものを見ていきましょう。

必要な準備

まずは機材についてです。

  • インターネットに繋がったパソコン
  • Webカメラ
  • デスクライト ※必須ではないがあったほうがいい
  • Webカメラを設置するためのスタンド ※必須ではないがあったほうがいい

パソコンとWebブラウザ

パソコンには、Google Chromeブラウザをインストールして置きましょう。
pixivSketchでの配信には、Chromeのアドオンが必要になります。
(他のブラウザでも可能と思いますが、汎用性を考えてGoogle Chromeがオススメです)

Twitch等のサービスの場合、上記に加え、配信用のアプリケーションソフト(OBS等)のインストールとその設定が必要になってきますので、PCやソフトの扱いに慣れていないと面倒です。

今回は誰でもすぐにはじめられるようpixivSkecthでの配信についてに絞って書きますね。

pixivSketchのアカウントをつくる

ライブ配信するには、あらかじめpixivSketchのID取得が必須です。
pixivIDを取得済みの方なら、pixivSketchとの連携が必要ですので、アカウントを準備しておきましょう。

オススメのWebカメラ

アナログイラストのライブ配信をはじめるときに、Webカメラは必ず必要です。

もし新しく購入したいのでしたら、ロジクールの製品がオススメです。
理由は、WindowsでもMacでも、USBポートへ挿すだけで、すぐに使えるから初心者でも簡単です。
(アプリケーション、ドライバーのインストールも特に必要なし)

それに加え、お手頃な値段で、バリエーションが多く販売されていて入門者も、中上級者でこだわりの映像にしたい場合も対応したWebカメラがあります。

はじめての配信や、安く済ましたいならロジクール C270

とても購入しやすく、性能も良いため、入門にオススメのWebカメラです。
なんとヨドバシカメラでは1000円程度で購入できます。

ライブ配信だけでなく、スカイプ通話などにも使えますので、ひとつあれば様々なシーンで使えますのでとても便利。
WindowsPCにはもちろん、Macにも繋げられます。
(USBポートに挿します。MacbookProなどでUSB typeCの場合、変換ケーブルが必要です)

非常に安価のため、複数台購入し、OBSなどの配信ソフトをつかって、色々な角度から写すことも出来ますね。
写りもこの値段は充分で、普段使いには支障がありません。

Facerigのトラッキングにも使っていますが、問題なく使えます。
なんと言ってもその安さと手軽さが素晴らしい商品ですね。

というわけで、はじめてWebカメラを購入されるならオススメです。

画質を気にするならロジクールC922、C920r

C270と同じロジクールの製品です。C922はC920rの後継商品ですね。
スペックはC922の方が少し良くなっていますが、C920rのほうが少し安く買えます。

価格は7000~10000円ほどの値段で、C270と比較すると10倍近くになります。
高額な分、画質は高画質で高解像度のため、C270と比較するとかなりキレイに映ります。

C270では、蛍光灯の明かりでは、暗めに写りますので、環境によっては視聴者にかなり暗く見えてしまいます。
C920rは、カメラの性能が高いので、より鮮明でクリアに見えます。

ちなみに、C270より解像度も違い、カメラ自体も広角(広い範囲が写る)です。
C270で写ってなかった部分も写りますので、設置の際は注意が必要です。試し撮りしながら設置しましょう。

ハードウェアに関しては私自身がそれほど詳しくないため、レビューされている他の方の記事もぜひ参考にして下さい。

C920rは下記です。

ちなみに筆者はC920rを使用しています。

Webカメラを設置するスタンド

Webカメラを机の上が映るように設置するためには、カメラを固定するスタンドが必要です。
使っている机やライトなど、環境が個人で違いますので、どれが良いかは、使ってみないとわからない感じですね。

私が今使っているのはヤザワのクリップスタンドです。

両側がクリップになっていて、片方を机の端に、もう一方はカメラを挟んで使います。

クリップの力はかなり強いので、机がちょっと傷んでしまうこともありました。
(私の使っている机が安ものだからかも知れないですが…)

秋葉原の雑貨店で買った500円もしないスマホ用アームスタンドなども使ってみたのですが、角度を調整していたりするうち、アーム部分の付け根などがすぐ壊れたりしました。

それとくらべると、ヤザワのクリップスタンドは丈夫ですね。
種類はいくつかあり、値段は1,000円以下で買えます。

お値段はタイプによって違いますが、600~1,000円前後で購入できると思います。

アーム部分が長い60cmタイプを使っているのですが、机の挟み込む部分が浅いとぐらつきますので注意が必要です。
バランスを考えると45cmタイプの方がよいかもしれません。

光源を確保するデスクライト

必須ではありませんが、なるべく合った方が良いものがデスクライトです。
配信してみるとわかりますが、天井についている電灯だけですと、かなり暗く映ります。
できるだけデスクライトを準備したほうがいいですね。

配信や撮影するときにも使いますが、絵を描くとき普段も使っています。

個人的にオススメは、山田照明Z-LIGHT LEDデスクライト Z-10N。
今も使っています。LEDでとても明るいですよ。

デスクライトで光源を調整し、配信時、影にならないような場所に設置しましょう。

準備が出来たらライブ配信してみよう

準備が出来たら、配信してみましょう。配信前に下記を済ませます。

  • WebカメラをPCにつなげる
  • PixivのID登録、pixivSketchとの連携

Chromeブラウザで、pixivにログインし、「ライブをはじめる」をクリックします。

pixivからライブ配信をはじめる

そうするとpixivSketchのライブ配信のページが開きますので、配信設定をすれば、ライブ配信が始まります。
配信設定画面については、詳しく下記の記事でご紹介していますので、合わせてご覧下さいね。

まずはテスト配信をしよう

見ず知らずの人がイキナリ入ってくる可能性がありますので、必ず一度は限定公開に設定してテストすることをオススメします。筆者も必ず行っています。

うっかり映ってしまった、では済まないこともありますので…

Webカメラで写る位置を調整

映ってはいけない物が写らないよう、カメラの位置を注意して配置する必要があります。
これもかなり微調整が必要になります。

スタンドやアームクリップの位置や、カメラの映像が、視聴者が見る実際の画面でどうなっているかチェックしながら調整するのが良いです。

調整は、配信中に左側にある青いボタンで、「配信映像の確認」をクリックすることで、現在の映像をチェック出来ますので、見ながら調整しましょう。

右側エリア情報欄

私はライブ配信前に、pixivSketchで限定公開にし、passwordロックをすれば、調整中に他の人に見られないので、それで調整しています。

テストで調整が終わったら公開配信

テストしたら、1度終了し、あらためて公開(限定公開を設定しない状態)してライブ配信してみましょう。

ライブ配信を終了したいときは、配信画面の左側にあるアイコンが並んだメニューから電源マークボタンをクリックするか、チャット欄上部にある赤い終了ボタンをクリックしましょう。

というわけで、アナログイラストのライブ配信には、デジタルよりも少々機材のコストや準備に時間がかかったりします。
まずはデジタル配信になれてからのほうがアナログ配信は始めやすいかも知れません。

それではたのしいアナログイラストライフを。
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